顧問挨拶

人から温かい応援を受けるとなんだかちょっとパワーアップするという実感、ありますよね。マラソンしていてちょっと辛くなってもめげずに走れたのは応援のおかげかもしれない。受験勉強を続けられたのも、試験の本番で実力を発揮できたのも、もしかしたら応援のおかげかもしれない。もちろん、走ったのは自分の力だし、勉強したのも自力、試験問題に解答したのも自分が培った実力。間違いない。でも応援があるとその力がほんの少しだけ、増すような気がする。もしかしたら応援によって、今まで自分が磨いてきた実力を発揮するための「心の力」を得られるのかもしれません。

仮に、ひとりの人に応援してもらうと0.1%だけパワーアップするとします。つまり1のパワーが1.001になる。ほんのちょっとですよね。もし二人から応援を受けたらさらに0.1%、つまり1.001の2乗で1.002001になります。では100人の応援を受けたらいくつになるでしょうか。1.001の100乗で、1.1になります。1割増しですよ。でっかいパワーだ!!

應援指導部はそんなでっかいパワーを生み出すお手伝いをしています。スポーツをする選手一人一人が真の実力を発揮できるよう、応援する人々の力を結集して、選手に届ける。1を1.1にするために、みんなの応援をリードし、チアアップします。応援する人たちを応援するのです。だから「應援指導部」。

スポーツは「競技」です。戦うのではありません。「競う」のです。ファイトではなく「レース」です。他者と競い合うとき、人間は自らの力を最大限に発揮できるからスポーツは尊い。競い抜き、相手に競り勝ちたい。そこで必要なのは自分との葛藤に勝つ「心の力」。

應援指導部の部員たちは日夜、心の力を磨いています。一緒に応援してくださる方々に感謝し、その応援をでっかいパワーにしてスポーツ選手たちの心に届けるために。

應援指導部へのご支援に心より感謝申し上げます。大きな大きなご声援、いつも心に響きます。どうもありがとうございます。

成蹊大學應援指導部顧問 

法学部教授 塩澤一洋